近畿楽寿観音三十三ヶ寺霊場会 本文へジャンプ

天台宗 兵庫県氷上郡市島町白毫寺709  TEL.(0795)85-0259

境内が中国の洋池作り 枯山水 心字池 大鼓橋 四季に咲く石斛
九尺藤 桜 楓 舞鶴自動車道春日ICより10分



本尊 薬師瑠璃光如来

開基 法道仙人

建立 慶雲2年(705年)


    縁起

 当山は705年(慶雲二年)法道仙人によって開基される。ご本尊は、天竺より伝承されたと云われる。薬師如来で秘仏になっている。

 鎌倉時代には七堂伽藍が立ちならび甍を競い合っていて四十八坊堂を擁して隆盛を極めていたが天正8年兵火に遭う。

 而し、天正12年には再建される。本堂前に”心”の字をかたどった、大きな放生の池がある。絶えず岩清水が流れ込み、澄んだ池の中には、ニシキゴイを混じえ、数十尾余りのコイがゆうゆうと泳いでいる。その池の中央にかかる半月形の太鼓橋が、寺域に風致を添える。また、本堂横の庭園は江戸時代中期のものと考えられる豪快な石組を主体にした枯山水で、陰陽石が組まれている。”陰陽の庭”と云って県下でも珍しい存在である。境内木立の中には、かつての領主赤松貞範の法篋印塔がある。建立後600年以上立っているが、あまり風化して居らず、素人にも貞治4年(1365年)の紀年銘をはじめ、かなり判読できる字がうかがえる。千年余の歴史を語る丹波の古刹として代々の領主の信仰を集めた名残りだろうか・・・・・・・、県重要文化財である。その外県指定密教法具五種鈴、五大尊明王の軸、外数点、源氏物語の屏風あり。
 


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