日本最初の渡来僧「恵便法師」ゆかりの寺。恵便法師は大臣蘇我馬子の仏教の師であり。司馬達等の娘「嶋」を得度、「善信尼」といい尼僧の始めになり。(日本書紀巻20)
寺伝。「孝徳天皇の時穴門の国司が白い雉子を献上した。白雉年間天竺の僧・法道仙人が紫雲に乗り十方世界を往来し、播磨国多可郡に勝地を見つけ一院を建立す。」と伝える。
現在、寺に隣接して仏の国「大船御苑」に十三仏・七福神・四国88ヶ所が祀られ、多くの参詣人がある。