近畿楽寿観音霊場

名称 成相山 成相寺                      
宗派 橋立真言宗
本尊 聖観世音菩薩
住所 〒629-2241 京都府宮津市字成相寺339
TEL 0772-27-0018
FAX 0772-27-1409
HP http://www.nariaiji.jp
沿革

成相寺(なりあいじ)は日本三景天橋立を眼下に望む景勝地にあり、元々は日本古来の山岳宗教の修験場で、日本全国にある五つの「聖の住む所」の一つとして信仰を集めてまいりました。
慶雲元年(704)に文武天皇の勅願寺として真応上人が創建したと伝えられ、本尊は身代わり観音、美人観音として名高い聖観世音菩薩です。
境内には悲話を伝える「撞かずの鐘」、奇怪な話の「底なし池」、左甚五郎作の「真向の龍」などがあり、しゃくなげの名所でもあります。
車道もありますが、天橋立を眺めながらケーブルカーと登山バスを乗り継いでお参りされるのも楽しいでしょう。
西国札所最北端に位置し、冬は雪が深くなりますが成相寺から見る雪の天橋立も格別です。

御詠歌 波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立
拝観

拝観料−大人500円・中高校生200円・団体割等あり、拝観時間−8:00〜16:30、
駐車場−自家用・大型バス可

      

行事

 節分星供 2月3日
近在からの僧侶の方々も大勢お越し頂いて、盛大に成相寺星祭りを執り行っております。

 

 

 

 

  

 

 千日まいり 8月9日
千日のご利益が観音様からいただける日。柴燈護摩、大火生三昧(火渡り修行)が復活し、千数百年もの前の修験者道場がよみがえります。         

見どころ

本堂
京都府文化時。もともと現在より山の上方に建てられていましたが、山崩れのため現在の本堂は安永3年(1774)に建立されています。古式に則り、5間4方の入母屋造、正面を千鳥破風、軒唐破風で飾っており、本尊木造聖観世音菩薩は平安期のものです。        

 

 

五重塔 

 

 

 

鎌倉時代のものを忠実に再現されました。

 

 

 

      

 

パノラマ展望所
本堂から車もしくは徒歩で山を登ると、突然視界が開け、天橋立を眼下にした素晴らし景色が広がります。  

 

       

 

石楠花